【恐怖】鉄フライパンを使うとゴキブリが出るって本当!?【ご安心ください】

耐熱性と熱伝導に優れ、短時間で旨味を凝縮させる鉄フライパン

”一生もの”として使える耐久性の高さや、料理をしながら適度な鉄分補給ができることもあり、近年人気を集めています。

一方、鉄フライパンの噂で「ゴキブリが出る」という情報を見たり聞いたりしたことはありませんか?

いつもの料理をワンランクアップさせてくれる鉄フライパンですが、ゴキブリが出るなら購入を控えたいところです。

そこで今回は、鉄フライパンを使うとゴキブリが出るという噂を徹底調査したうえで、解決策を紹介します。

鉄フライパンが気になるけどゴキブリが出るのはちょっと…」と不安に思っている方は、ぜひご覧ください。

目次

【恐怖】鉄フライパンを使うとゴキブリが出るという噂を調査

まずは、鉄フライパンとゴキブリについてどんな噂や意見があるのか、X(旧Twitter)で調査しました。

①油の層をつくるからゴキブリが寄ってきやすい

鉄フライパンは焦げ付き防止のため油を塗りますが、その影響で寄ってくるとのことです。

ゴキブリは雑食で段ボールも食べてしまうくらいなので、鉄フライパンに油が残っていると寄ってくるのかもしれません。

②実際にゴキブリがくっついていた

実際に鉄フライパンを使ったら、ゴキブリがくっついていた経験がある方もいました。

やはり油膜が原因で引き寄せてしまうようです。

③鉄フライパンはゴキブリを寄せ付けると聞いた

鉄フライパンは高温になっても有害物質が発生しない、安全性の高いフライパンです。

しかし、ゴキブリが寄ってくるとの噂が多いため、購入を控える人も多いようです。

④鉄フライパンがなくてもゴキブリが出るのではという意見も

鉄フライパンのせいでゴキブリが出るという噂がある中、「鉄フライパンがあっても無くてもゴキブリが出る環境なら寄ってくるのではないか」という見解もありました。

確かに、一概に鉄フライパンだけのせいとは言い切れないかもしれません。

⑤袋に入れても匂いに誘発されて来る

鉄フライパンを袋に入れて侵入を防いでも、匂いに誘発されて寄ってくるのではないかという声もありました。

油の匂いを完全に防ぐには、少々工夫が必要となりそうです。

⑥ゴキブリ対策でその都度油を塗るようにしている

対策として、使い終わったあと油を塗らない方もいました。

本来であれば洗浄後に油を塗る作業をしますが、その都度油を塗るようにするのも良さそうですね。

【結果】鉄フライパンに塗る油の影響でゴキブリが出る

SNSで調査したところ、鉄フライパンのコーティングに使う油の影響によりゴキブリを呼び寄せてしまうことが分かりました。

また、鉄フライパンの購入を考えていたものの「ゴキブリが出るなら買うのを辞めよう」と、購入を控える人も多く見られました。

鉄フライパン=ゴキブリが出る、と考えてしまいますが、鉄フライパン自体にゴキブリを呼び寄せるような性質はありません。

ただ、鉄フライパンに残った食材の匂いや油によって引き寄せてしまいます。

生命力の高いゴキブリは基本的にどんなものでも食べる雑食性であり、特に栄養価が高い油や砂糖を好んで食べます。

油1滴で5日も生き延びるとされています…。

表面に塗る油の影響でゴキブリを引き寄せてしまいますが、鉄フライパンは食材を美味しく調理でき、長く使えるとても魅力的なアイテムです。

しかし、鉄フライパンを使うにあたって油の使用は避けられません。

そこで、ゴキブリ対策と保管方法のポイントを押さえることで、ゴキブリの発生を軽減できます。

鉄フライパンのゴキブリ対策4選

ここでは、鉄フライパンのゴキブリ対策4選を紹介します。

鉄フライパンの購入を検討している人や、すでに持っている人も、一度確認してみましょう。

対策①:汚れをしっかり取り除く

まずは基本として、鉄フライパン使用後はしっかり汚れを洗い流しましょう。

鉄フライパンは油膜を残して洗う必要があるため、テフロンフライパンのように中性洗剤を使って洗うことはできません。

その代わり、使い終わったらすぐにお湯を使って洗えるのが便利な点です。

たわし・またはササラを使い、こびりついた汚れや焦げ付きを落として、きれいな状態に戻しましょう。

対策②:キッチン周りを清潔に保つ

鉄フライパンを導入するなら、キッチン周りを清潔にするように心がけましょう。

ゴキブリが寄ってくるのは、必ずしも鉄フライパンが原因というわけではありません。

調理の際に飛んだ油をそのまま放置したり、開封した粉類を台所のシンク下に置いて置いたり、生ゴミを置きっぱなしにしていたりと、さまざまな原因が考えられます。

キッチン周りはパッと見はきれいでも、意外と汚れているものです。

コンロを使用したら布巾で汚れを拭き取る、ゴキブリが好きな粉類は冷蔵庫に入れる、生ゴミは冷凍庫で凍らせるなどをして、ゴキブリが出にくい環境をつくりましょう。

対策③:ゴキブリ対策グッズを活用する

また、ゴキブリ対策グッズを使うのも効果的です。

対策グッズには、以下のようなものがあります。

  • 置き餌タイプ
  • 捕獲設置タイプ
  • 忌避剤タイプ
  • スプレータイプ
  • 煙タイプ など

キッチンの引き出しや食器棚、ゴミ箱付近など、ゴキブリが通りそうな場所に毒餌を置くのがおすすめです。

小さな子どもやペットがいる家庭では、天然ハッカ油成分でつくられた殺虫剤を選ぶと安心できます。

キッチンで見つけたら、界面活性剤入りの洗剤をかけると窒息して撃退可能です。

対策④:ゴキブリの侵入経路を防ぐ

キッチン周りの配管周りの隙間を防ぐのも大切です。

ゴキブリは2mmの隙間があれば侵入できてしまうため、わずかな隙間も封じ込めておく必要があります。

侵入経路に多いのはシンク下の配管です。この隙間は床下とつながっているので、まずはここを塞ぐといいでしょう。

隙間を埋めるには、「すきまパテ」のように自由に造形できて、簡単に剥がせるものを選ぶと賃貸でも安心して使えます。

鉄フライパンにゴキブリを引き寄せない保管方法4選

上記のゴキブリ対策に加え、鉄フライパンの保管方法も見直してみましょう。

保管方法①:ビニール袋に入れる

身近なビニール袋に鉄フライパンを入れて、ゴキブリ対策する方法です。

鉄フライパン使用後、洗浄して乾いたらビニール袋に入れ、しっかりと縛りましょう。

新聞紙で包んだあとビニール袋に入れたり、柄の部分を輪ゴムで縛ったりするのも効果的です。

食材や油の匂いを袋の中に閉じ込めるので、引き寄せにくくなります。

保管方法②:フライパンケースに収納する

アウトドアで使われるフライパンケースを使う手もあります。

フライパンケースとは内側にクッションがある、持ち運びに便利なハンドルのついたバッグのことです。

キャンプに行く際は、このフライパンケースに入れておくと傷から守りながら、持ち運びに役立ちます。

ビニール袋だと耐久性や気密性に不安に感じる方は、フライパンケースを使ってみましょう。

保管方法③:フライパンのフタでカバーする

保管するとき、フライパンにフタを被せるのもゴキブリ対策になります。

鉄フライパンにフタは付属していませんが、フタを被せることでフライパンに残った食材や油の匂いが外に漏れにくくなります。

フライパンのフタは100円ショップでも販売しているので、大きさに合わせて適切なサイズを選びましょう。

フライパンが完全に乾いた状態であることを確認してから被せてください。

保管方法④:油を塗らずに保管する

フライパンに油を塗らずに保管する手もあります。

本来であれば、調理後⇒お湯で洗う⇒火にかけて水気を飛ばす⇒油を塗って保管ですが、

ゴキブリの発生を防ぐなら、調理後⇒お湯で洗う⇒火にかけて水気を飛ばす⇒保管にするといいでしょう。

多くの鉄フライパンは洗剤不可ですが、岩鉄鉄器の「ダクタイルパン」は洗剤や食洗器にも対応しています。

岩鉄鉄器のダクタイルパン

洗ったあと油を塗る手間がないので、ゴキブリの発生が不安な方にもおすすめな鉄フライパンです。

岩鉄鉄器オンラインストア

まとめ:ゴキブリが出にくいキッチンづくりが大切

この記事では、鉄フライパンを使うとゴキブリが出ることについて解説しました。

鉄フライパンを使うようになるとゴキブリが出るのは、油を塗った状態で保管するのが原因です。

ゴキブリは雑食で何でも食べますが、特に油を好んでいるため、鉄フライパンを置くようになると以前よりも引き付けてしまうのでしょう。

対策するなら、キッチン周りを重点的に清潔に保ち、保管方法にも気を付けるのが大切です。

ビニール袋やフタを被せるだけでも予防できるので、まずは身近なもので対策しましょう。

「ゴキブリが出るなら鉄フライパンは買わない」といった声も多く見られましたが、ゴキブリが出ない清潔空間をつくることが優先事項です。

鉄フライパンは育てながら使う楽しさや、食材をおいしく調理できる魅力的なアイテムですので、今回の記事を参考に購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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