「蓋が壊れてしまったけど、代用できるグッズはあるのだろうか」「フライパンの蓋がなくても調理できるのか」と考えている方は多いのではないでしょうか?
フライパンの蓋がなくなってしまったり、壊れてしまったりして、一時的に蓋がなくなってしまい、料理ができずに困った状況に置かれている方もいるでしょう。
フライパンの蓋がなくても、大きさに合った代用品を見つけられます。
この記事を読めば、フライパンの蓋がない場合の代用品を探す際の3つの注意点やおすすめの代用品ベスト7を知って、自分のフライパンに合った代用品を見つけられます。
フライパンの蓋がなくなってしまい、対応に困っている方は参考にしてみてください。
そもそもなぜフライパンの蓋が必要になるの?
そもそもフライパンの蓋にはどのような意味合いがあるのでしょうか?フライパン全体を覆うことができる蓋には、加熱時の熱や水分を閉じ込めやすくする効果があります。
フライパンを使った主な調理方法には、焼く・煮る・蒸すの3つの方法がありますが、蓋を使うと熱や水分を閉じ込められるので、時短で調理することができるようになります。
また、蓋を閉じて調理をすることで油やソースの飛散を防止できます。
「加熱調理が必要な料理をできる限り時短で調理したい」という方や、「調理時のコンロの汚れを防ぎたい」という方は、蓋かその代用品を使うのがおすすめです。
フライパンの蓋の代用におすすめのグッズ7選
フライパンの蓋は、耐熱性があって、有害な化学物質が溶け出すリスクがないものを選ぶのが基本です。ここでは、フライパンの蓋の代用品におすすめのグッズを紹介します。
蓋の代用その1:鍋の蓋
使っているフライパンと同じ大きさの鍋の蓋であれば、代用品として使用できます。同じ調理用品の鍋の蓋なので、化学薬品が溶け出すことも、機能性が損なわれることもありません。鍋用の蓋を探してみて、フライパンと同じサイズがあれば試してみましょう。
蓋の代用その2:アルミホイル
アルミホイルをフライパンの大きさに調節して蓋として活用する方法もあります。使い捨てなので洗い物が出ることもなく、衛生上の不安も要りません。調理方法によってアルミホイルの張り加減をきつくしたり、ゆるくしたりして調節しやすいのが魅力です。
蓋の代用その3:使っていないフライパン
サイズ感が同じであれば、フライパンの上に使っていないフライパンを被せて蓋代わりに使うことも可能。2つ目のフライパンの大きさをチェックしてみましょう。
蓋の代用その4:クッキングシート
クッキングシートも大きさを調整しやすく、油を弾くので利用しやすい代用品です。蒸し焼きしたい場合は、爪楊枝などで小さな穴を数か所開けておくといいでしょう。
蓋の代用その5:耐熱性のお皿
耐熱性の高いお皿があれば、それを蓋代わりに使うことができます。ただし、フライパンよりも小さい皿だと、料理の完成時に取り出しにくい点に注意です。フライパンよりも若干大きいサイズ感の皿があればベストだといえるでしょう。
蓋の代用その6:ステンレス製のボウル
ステンレス製のボウルには耐熱性があり、蒸し焼きやポップコーンを作る場合に便利な蓋の代用品です。加熱後は熱くなるのでオーブンミトンなどを着用して取り出しましょう。
蓋の代用その7:キッチンペーパー
他に代用できるものがない場合は、厚手のキッチンペーパーを代用品として使う手もあります。落とし蓋として活用でき、煮物づくりに重宝すること間違いなしでしょう。
フライパンの蓋の代用品を探す際の3つの注意点
フライパンの蓋の代用品を探す際は、以下のような注意点を確認しましょう。
・熱に弱い、溶ける恐れのある素材は避ける
・フライパンのサイズに合わない
・害のある薬品が使われていないかチェックする
フライパンの代用品を探す際の参考にしてみてくださいね。
注意点1:熱に弱い、溶ける恐れのある素材は避ける
フライパンの蓋に使用するなら、熱で溶けてしまう恐れがある素材は避けましょう。プラスチックや薄いビニール、紙製などの素材は、素材が溶けて料理に混入してしまうリスクがあるだけでなく、調理時に火災が発生してしまうケースも想定されます。
フライパンの蓋の代用品を探す際は、溶けにくい素材かどうかをチェックしましょう。
注意点2:フライパンのサイズに合わない
フライパンのサイズに合わないグッズを蓋の代用品として使うのはおすすめできません。
グッズがフライパンよりも小さいと蒸し焼きや煮込み料理などが上手くできず、フライパンよりも大きいとグッズの内側にたまった水分がコンロを汚してしまいます。
フライパンの代用品を探すなら、フライパンのサイズに合ったものを選びましょう。
注意点3:害のある薬品が使われていないかチェックする
代用品を加熱したことで、健康に害のある化学物質が料理に溶け出してしまうグッズもあるでしょう。有害物質が発生するかどうかを事前にチェックすることが大切です。
フライパンの蓋の代用品に使ってはいけないグッズの例
フライパンの蓋の代用品として使ってはいけないグッズの例は以下のとおりです。
サランラップ、画用紙や紙皿、プラスチック製品
料理の保存に大活躍のサランラップは、加熱すると一瞬で溶けます。安全性が担保されたものもありますが、溶け出た物質の混入を避けるためにも使用は控えましょう。
また、調理時の使用が想定されていない画用紙は、表面が化学物質でコーティングされている場合も少なくないので、大きさがマッチしていても使わないのが基本。
プラスチック製の使い捨ての食器やまな板なども、化学物質の溶け出しが心配です。
熱に弱く、体に害のある化学物質が溶け出すリスクの高いグッズは避けましょう。
フライパンの蓋の代用品を調理に活用してみよう!
この記事では、フライパンの蓋の必要性やおすすめの蓋の代用品7選、フライパンの蓋の代用品を探す際の3つの注意点についてご紹介しました。
フライパンの蓋の代用品は、フライパンよりも大きすぎず、小さすぎないもので、フライパンを上手く密閉でき、キッチンで使用されているグッズがおすすめです。
具体的には、鍋の蓋や耐火性のある皿、ステンレス製のボウルなどがおすすめです。耐火性が低く、化学物質が溶け出してしまうような素材を使うのはNGですね。
自分のフライパンに合った蓋の代用品を見つけて、自炊生活を充実させましょう。